「IBM COBOL for Linux on x86」発表。x86サーバ上のRHELやUbuntu Serverでz/OS互換のCOBOLコンパイルや実行を可能に
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米IBMはx86サーバ上のLinux環境でCOBOL言語のコンパイルや実行を実現する「IBM COBOL for Linux on x86 1.1」を発表しました。
IBM COBOL for Linux on x86 1.1は、「IBM COBOLコンパイラファミリー」の最新製品として、IBM Enterprise COBOL for z/OSおよびIBM COBOL for AIXとの互換性を備えています。
また、Enterprise COBOL for z/OSと同じ最適化技術がIBM COBOL for Linux on x86 1.1に用いられ、コンパイラの基本的なバックエンドも共有されているため、高速な処理が実現できるとのこと。
TXSeriesのマルチプラットフォームに対応。Db2 for Linux/UNIX/Windowsに対応。Db2ファイルシステムはシーケンシャル、インデックス、リレーティブファイルに対応。また、CICSとの相互運用性やCOBOLのバッチプログラムによるCICS ESDS、KSDS、DB2に保存されたRRDSファイルへのアクセスなども可能になっています。
対応OSはRed Hat Enterprise Linux 7、8かそれ以後のバージョン。もしくはUbuntu Server 16.04 LTS、18.04 LTSもしくはそれ以後のバージョン。
IBMは、IBM COBOL for Linux on x86 1.1によりx86マシンのLinux環境でもビジネスクリティカルなアプリケーションの開発と性能を提供できるとしています。