Docker Desktop、Appleシリコン上でx86-64バイナリをほぼネイティブな速度で実行可能にする「Rosetta for Linux」が正式版に
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
WindowsやMac上に簡単にDockerコンテナ環境を構築できるツール「Docker Desktop」の最新版「Docker Desktop 4.25」がリリースされました。
Docker Desktop 4.25 is here! GA of Rosetta for Linux, an optimized installation on Windows, simplified Docker Scout settings, and so much more!https://t.co/KsPyxvpOOe
— Docker (@Docker) October 31, 2023
x86-64バイナリをほぼネイティブな実行速度で
Docker Desktop 4.25では、Appleシリコン上でx86-64バイナリを実行可能にするRosetta 2を用いた「Rosetta for Linux」が正式版となりました。これにより、Appleシリコンを搭載したMac上でx86-64バイナリのLinux版コンテナを、ネイティブ実行とほぼ同等の速度で実行可能になると説明されています。
Rosetta for LinuxはAppleシリコンを搭載したMacのmacOS 13.0以降で使用可能。macOS 14.1以降ではデフォルトで有効になっているとのことです。
WindowsではWSLのバージョンを自動検出
Windows版のDocker Desktop 4.25では、Windows上でLinux環境を構築するツール「Windows Subsystem for Linux」(以下WSL)のバージョンをインストール中に検出し、古いバージョンであれば自動更新を提供する新機能が追加されました。
WSLの自動更新機能により、Docker DesktopでWSLの更新をシームレスに処理できるため、WSL環境を常に最新の状態に保つことで信頼性の高いDocker Desktop環境の維持と利用が可能になります。
そのほかの詳しい新機能や変更点はリリースノートをご参照ください。