DeNA、社内のIT資産管理システムを刷新–SaaSなどライセンス種類が急増で
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DeNAは、ServiceNowの「IT Asset Management」を導入し、同社社内で利用するSaaS製品をはじめとするソフトウェアの資産管理を進める。ServiceNow Japanが2月1日に発表した。
DeNAはIT Asset Managementが持つ多様な機能の活用や機能追加の柔軟性、国内における導入実績を評価し、2021年4月に採用を決定した。DeNAでは、2021年末までに新規導入した5種類のライセンスで事前検証を行い、以前から利用しているIT資産管理システムと同じように他システム連携や費用の配賦などができることを確認している。
同社では、ソフトウェアやライセンスといった無形資産から、サーバー、PCといった有形資産まで全てのIT資産を重要な経営資源と位置づけており、これらのIT資産管理を行うためのシステムを自社開発し、IT資産の契約内容や配置状況、利用状況などを一元的に管理していた。
しかし、事業領域やサービスの拡大とともに、社内で利用するSaaSおよびソフトウェアライセンスの種類が急増し、さらにはそれらのきめ細かい管理を行うためには、既存システムを作り替える必要が生じた。追加の開発コストや開発時間を考慮した結果、自社で追加開発を行うのではなく、今回の導入を決断した。
ServiceNow Japanでは、DeNAに対し、IT Asset Managementによる、SaaSなどのライセンス管理での活用支援を開始している。4月から6月にかけてDeNA全社・全グループで稼動している約300種類のSaaSおよびソフトウェアライセンス管理もServiceNowに移行していく予定だ。