AWS、オンラインロールプレイングゲームでAWSのソリューション構築を学べる「AWS Cloud Quest」公開。実際にプレイしてみた
今回は「AWS、オンラインロールプレイングゲームでAWSのソリューション構築を学べる「AWS Cloud Quest」公開。実際にプレイしてみた」についてご紹介します。
関連ワード (問題、技術者、英語等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Amazon Web Servicesは、クラウド技術者となったプレイヤーがAWSを使って街の課題を解決しつつクラウドの技術を学んでいく、無料のオンラインロールプレイングゲーム「AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner」を公開しました。
.@awscloud just launched two initiatives including the game-based AWS Cloud Quest to make learning cloud computing skills fun. It’s part of our commitment to provide free training to 29M people by 2025. https://t.co/GebktgKjTe
— Amazon News (@amazonnews) March 15, 2022
AWS Cloud QuestはWebブラウザで楽しめるオンラインゲームです。プレイヤーはクラウド技術者となり、オープンワールドの街の中を歩き回って問題を抱えている人と出会い、その問題をAWSのソリューションで解決していきます。
ゲーム内では本物のAWSのシステムコンソールを用いてソリューションを構築する体験ができるようになっているため、プレイヤーはプレイ後に本当にAWSでソリューションを構築できる能力が身につくはずです。
もちろん、ゲーム内では詳しい解説が参照できるようになっており、コンソールを操作する練習もできます。
ゲームはAmazon.co.jpのアカウントでログインして始めることができ、ゲーム内ではゲーム専用のAWSアカウントが用意されるため、AWSアカウントを持っていなくてもかまいません。ただし内容はすべて英語です。
ゲーム内で本物のAWSコンソールを使ってソリューションを構築
実際にプレイしてみました。
Amazon.co.jpのアカウントでサインした後、「AWS Cloud Quest:Cloud Practitioner」のページで「PLAY NOW」をクリックするとプレイ開始。
WebGLを利用しているとのこと。筆者の環境ではMicrosoft Edgeでは動作せず、Chromeでプレイしました。
軽快な音楽とともにゲームスタート。
自分のアバターを設定。性別、肌の色、顔、服装などいろいろ設定できます。名前ももちろん設定可能。
そしてプレイヤーがオープンワールドに出現。
オープンワールドを自由に歩き回れます。スケボーを使うと高速に移動することができます。
とはいえ、実際には課題を抱えている人は一人ずつ順次登場するらしく、最初のところは一本道です。
課題をたくさん解決していくと入れるところが増えて、オープンワールドらしくなっていくのかもしれません。
課題を抱えている人と出会うと会話モードに。どうやら彼の課題は、波浪予報のWebページがサーバの問題で見えなくなってしまったこと。それならAmazon S3を使って静的HTMLをホスティングすれば解決するはずと答える。
ここから実際にAmazon S3でソリューションを構築するソリューションセンターへ。ここではソリューションの内容を学び、計画を立て、実践し、自分で本当にやってみる、という4ステップが用意されています。
左の女性は案内役のAda。
学習セクションでは、ダイアグラムを用いた解説。
動画による解説も参照可能。
ダイアグラムで計画を立てるところ。実際にはすでにダイアグラムができあがっていたので、クリックで先へ進む。
練習セクションでは、ゲーム内専用のAWSアカウントがプロビジョニングされるあいだに、操作の練習。
AWSアカウントが用意できれば、画面内のボタンを押すと実際にAWSコンソールが起動します。ここまでに得た知識でAWSのソリューションを構築しましょう。
DIYセクションで、構築したソリューションが正しいかどうかを確認(バリデーション)する機能も用意されています。ちゃんとソリューションを構築できたでしょうか?
と、このようにAWS Cloud Questは続いていきます。無料でAWSアカウントも不要というハードルの低さは特筆すべきことでしょう。
3Dのオープンワールドや学習内容、ゲーム専用AWSアカウントなど、見せ方も内容も非常に作り込まれているようで、AWSの本気を感じました。ぜひ試してみてください。