パロアルトネットワークス、深層学習採用の次世代ファイアウォールを投入
今回は「パロアルトネットワークス、深層学習採用の次世代ファイアウォールを投入」についてご紹介します。
関連ワード (セキュリティ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
パロアルトネットワークスは3月22日、深層学習技術を適用した次世代ファイアウォールの新モデル「PA-3400」「PA-5400」シリーズと、最新版ファームウェア「PAN-OS 10.2 Nebula」を発表した。PA-3400とPA-5400は2022年第2四半期に提供を開始する。
PAN-OS 10.2 Nebulaは、ネットワークセキュリティでは初めてインラインディープラーニング(深層学習)を採用したといい、未知の手法を駆使する標的型サイバー攻撃やセキュリティ対策を回避する手法を用いるサイバー攻撃の検知に対応したとする。また機械学習で、製品に発生する障害の影響の最大51%を予測し事前対応を支援するほか、DNSのセキュリティやURLフィルタリングを強化した。
PA-3400とPA-5400シリーズは、PAN-OS 10.2 Nebulaを搭載し、同社の次世代ファイアウォールとしては第4世代に当たる。PA-5400シリーズでは最大38個の高性能コアを搭載し、コア当たりのコンテンツ検査処理能力が前世代比で7倍に向上した。PA-3400シリーズでは最大19個を搭載し、4倍近く向上している。両モデルともラックスペースが最大50%削減された。