ハカルス、「AI+ロボ+照明付きカメラ」一体型の外観検査システムを販売開始
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少量データで課題を解決する人工知能(AI)システムを開発するHACARUS(ハカルス)は3月25日、高性能AIとロボットアーム、照明付きカメラを組み合わせた外観検査システム「HACARUS Check」の販売を開始した。
特許出願中の独自技術により、従来の検査機器では難しかった複雑な形状の立体物(鋳造品やプレス加工品など)について、全方位から0.1ミリまでの不具合を検出できるのを特長としている。国内最高水準の検査力を実現しており、製造業向けに、デジタル技術による業務改革「デジタルトランスフォーメーション(DX)」のモデルを提示し、省力化と品質向上の両立を後押ししていくとHACARUSは説明する。
セット内容は、検査用協働ロボット、カメラ、照明、回転昇降台、非常停止ボタン付きエンクロージャー(筐体)、PCといったハードウェアに加え、AI検査ソフトウェアが含まれる。大きさは高さ155センチ、幅74センチ、奥行き86センチ。
販売ターゲット層は自動車部品メーカーの生産技術や品質管理の部門などで、初年度の販売目標は20台。HACARUSで問い合わせを受けて販売するほか、販売代理店を募って普及を図るという。今後の販路拡大に向けて、国内外の展示会にも積極的に出展していくとHACARUSは述べる。
HACARUS Checkの普及に向け、公式の製品紹介ページも公開している。特長や詳細仕様をはじめ、既存製品との比較などを掲載している。