パーソルP&T、グループ内のRPA導入で20万時間を超える業務を自動化

今回は「パーソルP&T、グループ内のRPA導入で20万時間を超える業務を自動化」についてご紹介します。

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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 パーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)は、パーソルグループ内の組織にロボティックプロセスオートメーション(RPA)を導入し、2年間で20万時間を超える業務を自動化した。また、RPAエンジニアによる新規事業を立ち上げ、トレーニングを受けた従業員270人のキャリアアップにもつながる成果を挙げている。

 この取り組みは、グループ内の生産性向上やデジタル化推進を目指す「PERSOL Automation PJT(パーソルオートメ―ションプロジェクト)」によるもので、2020年4月に立ち上げられた。同プロジェクトは2023年3月末までに、グループ内で50万時間の削減、RPA人材1000人の育成、導入数25社、自動化関連の新規事業の拡大などを目標としている。

 RPAエンジニアによる新規事業では、トレーニングを受けた従業員による「インテリジェントオートメーションセンター(IAC)」を立ち上げ、RPAの稼働状況の監視と障害対応、ロボットのエラー分析と改修、問い合わせ対応など、グループ内外の顧客へ幅広くサービスを提供している。これによりRPA開発規模の拡大に寄与している。

 また従業員のキャリアアップでは、コンタクトセンターで業務効率化を担当していた従業員が、約1カ月間の研修期間の中でRPAの開発を学び、半年間のサポートを受け、ロボットを作成できるようになった。その後、センター全体の業務の自動化を支援し、IACに参画、自組織だけでなく顧客にRPAを提供し生産性向上につなげている事例もあるという。

 同グループ各社では、業務の自動化について業務改善や自動化ツールなどの導入が推進されず効率化が図れていない、既にRPAを導入しているが保守に工数がかかり新規の開発ができていないなどの課題があった。

 そこでパーソルP&Tでは、同プロジェクトを通して、従業員へのトレーニングの実施から業務改善、保守、開発などを支援し、さらにその後の運用定着化までをサポートし、各社のデジタル化を推進している。

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