ダイフク、世界規模での企業文化の醸成へ–従業員エンゲージメントの向上を目指す

今回は「ダイフク、世界規模での企業文化の醸成へ–従業員エンゲージメントの向上を目指す」についてご紹介します。

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本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 物流ソリューションを提供するダイフクは、従業員体験の管理SaaS「Qualtrics EmployeeXM」を採用した。サービスを提供するクアルトリクスが5月16日に発表した。

 ダイフクは従業員エンゲージメントを、「従業員の働きがい/働きやすさ」「従業員と会社が相互に成長できるキャリアの実現」と定義し、各要素の向上を目指している。EmployeeXMの採用で、従業員エンゲージメントの向上を通じた世界規模での企業文化の醸成を図る。2021年11月から国内グループで本格利用を開始しており、2022年以降には世界での本格展開を予定している。

 EmployeeXMについては、国内外での豊富な実績やテンプレート、ベンチマーク比較、アクション管理などが高く評価された。

 同ツールの「従業員エンゲージメントサーベイシステム」は、従業員体験を可視化することで自社の強み/弱みなど、職場ごとにさまざまな課題や気づきの把握を可能にする。各職場での分析結果を基に、従業員の一人一人が成長できる機会や能力を発揮できる職場づくりを促進する。

 ダイフクでは、グループ競争力の強化を目的に、米国・中国・タイでの新工場建設による生産のローカル化の推進、北米組織再編による世界一体での経営体制の確立などを進めてきた。その中で、世界規模での企業文化の醸成や従業員エンゲージメントの向上といった施策をどのように進め、グループ全体の競争力につなげていくかという課題に直面していたという。

 この課題の解決に必要とされたのが、従業員の「声」を収集し、その内容を分析してアクションにつなげることができるプラットフォームだった。そのプラットフォームには、ニーズに合わせて柔軟・迅速に使い始められることや、世界展開に対応できることが求められていた。

 さらに、プラットフォームの導入で終わることなく、従業員エンゲージメントの向上活動を継続させていくためには、経営層や管理職が使いこなすことが重要と考えられたため、豊富な実績に基づく知見やスキルを持った導入パートナーが必要とされていた。

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