.NET MAUIがバージョン1.0に到達。C#/.NETのシングルコードベースでWin/Mac/iOS/Androidのネイティブアプリを開発可能に。Microsoft Build 2022
今回は「.NET MAUIがバージョン1.0に到達。C#/.NETのシングルコードベースでWin/Mac/iOS/Androidのネイティブアプリを開発可能に。Microsoft Build 2022」についてご紹介します。
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マイクロソフトはC#とXAMLを用いてシングルコードベースでWindows、macOS、iOS、Androidのネイティブアプリケーションを開発できるフレームワークである「.NET MAUI」(.NET Multi-platform App UI)がバージョン1.0の正式版に到達したことを発表しました。
Introducing .NET MAUI
One Codebase, Many PlatformsNow, you and 5 million+ other .NET devs have a first-class, cross-platform UI stack targeting Android, iOS, macOS, and Windows. You can build anything with .NET.
Get started today: https://t.co/NxGs0Pd5uS#dotNETMAUI pic.twitter.com/nmgctQMtLX
— .NET (@dotnet) May 23, 2022
.NET MAUIはXamarin.Formsの進化版としてオープンソースで開発されてきました。現時点で最新の.NETとなる.NET 6とともに、単一のソースコードでWindows、macOS、iOS、AndroidそれぞれのネイティブなUIを用いつつ、クロスプラットフォーム対応のアプリケーション開発を可能にします。
「.NET MAUI とは – .NET MAUI | Microsoft Docs」から
.NET MAUI自身で40以上のレイアウトやコントロールが同梱されているほか、サードパーティからもさまざまなクロスプラットフォーム対応のUIコントロールが登場予定です。
また、デバイスが備えている加速度計、コンパス、ジャイロスコープをはじめとする各種センサーやネットワークの接続に関する情報などにアクセスするためのクロスプラットフォーム対応APIも用意しており、これらのデバイスの機能を活用したアプリケーション開発も可能。
コードの変更を再コンパイルせずにプレビュー画面で確認できるホットリロード機能により、開発生産性の向上にも寄与します。
.NET MAUIはWindows環境ではVisual Studio 2022 17.3(Preview 1.1)で、macOS環境ではVisual Studio 2022 preview for Mac(17.3 Preview 1)で利用可能。今年後半にはVisual Studio 2022で.NET MAUI関連ツールのサポートが正式リリースとなる予定です。
Microsoft Build 2022
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