ウイングアーク1st、BIダッシュボードとAWSのAI・IoTを連携
今回は「ウイングアーク1st、BIダッシュボードとAWSのAI・IoTを連携」についてご紹介します。
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ウイングアーク1stは、ビジネスインテリジェンス(BI)ダッシュボード「MotionBoard」とアマゾン ウェブ サービス(AWS)の人工知能(AI)およびIoTサービスとを連携させる機能を提供開始した。
この連携により、製造現場で得られるIoTやカメラの映像データ、日報のテキストデータなど、これまでデータ活用が困難とされてきた非構造化データをMotionBoardに容易に連携して活用することが可能となる。
またAWSの各種AIサービスを活用することにより、 入力された非構造化データから特徴を見いだし、動画から異常を検知できるなど、作業員の安全確保や業務の効率化を可能にする。
連携の例としては、製造現場で作成される日報のテキストデータを自然言語処理サービス「Amazon Comprehend」と連携させることで、設備点検記録や品質不良報告などに含まれる文章から特徴量や傾向を抽出し、測定値だけでは見えなかった問題を発見できるようになる。
また、カメラの映像を画像認識サービス「Amazon Lookout for Vision」「Amazon Rekognition」などに取り込み、生産管理システムデータと掛け合わせることで外観検査を省人化し、品質異常が起きた時の加工状況の映像をひも付けられる。これにより生産機械の短期間停止・復旧の状況や作業員の動作ロスの分析が可能となり、製造生産性が向上する。