SBS東芝ロジスティクス、「Oracle Cloud VMware Solution」で基幹システムをクラウド化
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SBS東芝ロジスティクスは、国内外用業務システムのクラウド移行に「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)の「Oracle Cloud VMware Solution」を導入し、稼動を開始した。日本オラクルが発表した。
移行後は、データベースを含めたシステムの安定稼動、クラウドネイティブサービスを活用したコストの削減、迅速なシステム拡張が可能となったという。
SBS東芝ロジスティクスは導入決定後、日本オラクルのコンサルティング・サービス部門の支援により、移行の課題や懸念を整理・解消し、OCIやOracle Cloud VMware Solutionのスキルを習得し、自社で本番環境の構築に取り組んだ。2021年6~7月、Oracle Cloud VMware Solutionの基盤を構築し、同年12月に移行を完了させた。
OCIへ移行したのは、従来他社クラウドのVMware Solution環境下で運用してきた業務システム群で、35の仮想サーバーで運用されていた。これらは国内物流システム、電子データ交換(EDI)サーバーなどの重要システムを含む。同社はこの業務システム群をアプリケーションと運用の変更をすることなく、短期間で移行を完了させることができた。
同社では、これまでと同様に業界標準のVMwareのツールを使用して環境のアップグレード、パッチやチューニングを実施しながら、OCIで主要なVMware Cloud Foundation機能セットのプロビジョニングや導入を行い、コストを最適化しながら重要なワークロードを実行している。
Oracle Cloud VMware Solutionは、オンプレミス環境と同等のVMware 環境の管理運用性をクラウドで提供し、OCIとスムーズに統合しながら、クラウドの拡張性や経済的なメリットを提供する。
SBS東芝ロジスティクスは2020年11月にSBSグループの一員となり、東芝グループから独立したプラットフォームへシステムを移行し、新しいワークロードや機能拡張にも迅速に対応する必要があった。