「macOS Ventura」発表、タスクを素早く切り替える「ステージマネージャ」など
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Appleは米国時間6月6日、年次開発者会議Worldwide Developer Conference(WWDC)22で、「Mac」用OSの最新バージョン「macOS Ventura」を発表した。
Venturaでは新機能「ステージマネージャ」が加わった。作業中のウインドウは中央に表示され、他の開いているウインドウは左側に小さく表示されるため、タスクを素早く切り替えられる。複数のウィンドウをグループ化することもできる。また、「Spotlight」がアップグレードされ、インターネット上の画像のほか、画像内のテキストも検索できるようになる。
「メール」アプリと「Safari」ブラウザーもアップデートされる。メールでは、送信スケジュールの設定や、送信後10秒以内であれば送信の取り消しが可能になる。また、メールの検索機能で「さらに正確で精度の高い検索結果」が得られるようになるという。Safariでは、タブグループを共有したり、デバイス上に保持される固有のデジタルキーである「パスキー」を利用したりできるようになる。
さらにVenturaでは、「macOS」デバイスのゲーム機能を強化するAPIの最新バージョン「Metal 3」が搭載される。このアップグレードにより、「MacBook Air」では1080pの解像度で、「Mac Studio」デバイスでは最大4Kの解像度でゲームを実行できるようになる。
このほか、「iPhone」をウェブカメラとして使える機能も追加される。
Venturaは7月にパブリックベータ版が提供され、秋にリリースされる予定だ。