デロイト、中央大サッカー部・バスケ部と共同研究–データ分析で競争力向上を支援
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デロイト トーマツ グループは7月4日、中央大学サッカー部およびバスケットボール部と試合の戦術や選手のコンディション管理に関する共同研究を開始したと発表した。
共同研究では、デロイト トーマツがアスリート支援の領域で有するデータアナリティクスの知見と、研究組織の「Deloitte AI Institute」が有する画像認識、行動予測などの知見を生かし、選手が試合で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、フィジカルデータや映像/試合データを活用した分析で競争力の向上を支援する。
具体的には、最高速度、心拍数、休養時間といった身体データと試合データを組み合わせることで、身体状態が試合のパフォーマンスにどのような影響を与えているかを分析する。また、選手・コーチへのフィードバックでは映像データを活用することで分析結果をイメージしやすくし、より効率的にPDCA(Plan、Do、Check、Act)サイクルを回せる環境の整備を目指す。ボール支配率、シュート成功率、プレイエリアなどの試合データを詳細に分析・可視化することで監督・コーチがより効果的な戦略立案を実施できるようにする。
デロイト トーマツは、今回の共同研究によって大学スポーツにおけるデータアナリティクス活用のモデルケースを作り、諸外国と比べてまだマーケットの小さい日本の大学スポーツ全体の競技力の向上につなげ、施設や設備の向上、指導者の獲得など、日本における大学スポーツの課題への貢献を目指すとしている。