NTTSportict、「MIFA Football Park 福岡」にAIスポーツ映像ソリューションを提供
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NTTSportictは7月4日、人工知能(AI)搭載のカメラ「Pixellot」を用いたスポーツ向け自動撮影・配信ソリューション「STADIUM TUBE」を、2022年4月にオープンした「MIFA Football Park 福岡」に提供開始したと発表した。
MIFA Football Park 福岡は、フットサルコートのレンタルのほか、大会や個人参加プログラムなど老若男女が楽しめるフットボール施設。NTTSportictは、同施設に全国2校目のMIFA直営スクールとして開設された「MIFA SOCCER SCHOOL」へ、「STADIUM TUBE Pixellot S2」モデルを提供した。7月4日からスクールでのAIカメラを活用したサービスが開始される。
主な利用シーンは、撮影した試合映像を活用したコーチングや、保護者を対象としたスクールの様子の映像提供が想定される。同施設で実施されるイベントでの活用も予定されている。NTTSportictは「子どもたちの成長に適したこれまでにないスポーツの体験価値を提供する」としている。
STADIUM TUBEの中核技術は、イスラエルのPixellotが開発した無⼈撮影カメラで、AIによる⾃動撮影や編集機能を備えている。スタジアムなどの競技施設に設置することで、撮影コストを約10分の1に抑えることができるという。また、動画の再⽣前に広告動画を⾃動挿⼊することも可能。
現在、サッカー、バスケットボール、ラグビー、アメリカンフットボール、バレーボールなど14競技の撮影に対応している。「オートプロダクション」モードでは、本物のカメラマンが撮影しているかのような⾃然なカメラワークが可能としている。
また、パノラマでピッチ全体の映像も撮影されるため、撮影した映像を既存のコーチングシステムへ直接流し込むことで、ファイル変換などの⼿間をかけずにチームの練習、選⼿へのフィードバックや分析に活⽤できるという。