Amazon DevOps Guruが新機能、機械学習によるログの異常(アノマリー)検知と推奨される解決策の提示
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Amazon Web Services(AWS)は、機械学習によってアプリケーションの異常動作などを検出、改善するためのサービス「Amazon DevOps Guru」の新機能として、アプリケーションログの異常値検知(Log Anomaly Detection)と、その際に推奨される解決策の提示(Recommendations)が可能になったことを発表しました。
異常値検知では、ログの中にキーワード、数値、HTTPステータスコード、データフォーマットなどの異常値が現れると、それらを検出。Amazon DevOps GuruのダッシュボードにログのサンプルとCloudWatch Logsへのディープリンクが表示されます。
これにより、異常を起こした原因を特定するとともに、推奨される解決策の提示の理解に役立つとされます。
推奨される解決策の提示では、例えばデータベースに異常があった場合、どのような状態をチェックすべきか、代わりにどのような処理を試すべきか、などがダッシュボードに表示されます。
Amazon DevOps Guruは、AWSがこれまで蓄積してきたデータを基にした機械学習によってログを分析し、推奨される解決策を提示しています。
こうしたことが可能なのは、AWSが仮想マシンやネットワークなどのインフラ、データベースやミドルウェアなどのソフトウェアプラットフォームなどをすべてを自社で開発し、統合的に提供しているからこそでしょう。事実上ほぼ無限のハードウェアとソフトウェア、サービスなどの組み合わせが存在するオンプレミスでは、有効なログデータを取得して分析することは容易ではありません。
その意味で、Amazon DevOps Guruは統合プラットフォームとしてのクラウドの特徴を活かした、これまでにない分野のサービスだと言えそうです。