MacBookのバッテリーを長持ちさせるには
今回は「MacBookのバッテリーを長持ちさせるには」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
筆者は、「Appleシリコン」である「M1 Pro」を搭載した「MacBook Pro」に乗り換えさえすれば、バッテリー持続時間に関する悩みはすべて解決されると思っていた。
だが、それは間違いだった。今まで筆者が使ってきたラップトップの中でバッテリー持続時間が一番長いのは確かなのだが、筆者は、バッテリー持続時間が長ければ、それだけバッテリーを酷使するようになることを知った。このため筆者は、MacBook Proのバッテリー持続時間をできる限り伸ばすため、いまだにシステムの設定を吟味しなければならない状況に置かれている。
この記事では、「macOS Ventura」を搭載したMacBookのバッテリー持続時間をできるだけ引き延ばすために、筆者がやっていることを紹介する。
まず「システム設定」アプリをクリックして「バッテリー」に移動し、「低電力モード」の項目を探してほしい。
そこではオプションが設定できるはずだ。
筆者は、バッテリーをできるだけ長持ちさせるため、これを「Only on Battery(バッテリー使用時のみ)」に設定している。この設定を選ぶとパフォーマンスに多少の悪影響が出るので、最大の性能が必要な時には、MacBook Proを電源アダプターに接続するか、この設定を「Never(しない)」に変更するといいだろう。
しかし実際には、「Photoshop」で重い処理を実行したり、動画の編集をするなどの負荷が大きい作業をやらない限り、筆者が違いに気づいたことはない。
「システム設定」の「バッテリー」画面で一番下までスクロールして、「オプション」ボタンをクリックする。ここで、「Wake for network access(ネットワークアクセスによるスリープ解除)」が「Only on Power Adapter(電源アダプタ使用時のみ)」または「Never(しない)」に設定されていることとと、「Optimize video streaming while on battery(バッテリー使用時のビデオストリーミングを最適化)」が有効になっていることを確認する。
多くの読者は、筆者と同じように「Google Chrome」を気に入っているかもしれない。しかし、もしMacBookでバッテリーをできるだけ長持ちさせたいなら、「Sarari」に慣れることをお勧めする。
筆者の経験では、新たに省電力機能が搭載されたGoogle Chromeの最新版と比較しても、Safariに切り替えると1時間は駆動時間が伸びる。
しかも、これはSafariだけの話ではない。Apple製のアプリは、サードパーティーのアプリよりもはるかにエネルギー効率に優れているらしく、筆者のMacBookでバッテリー持続時間の延長に効果を発揮している。
電源アダプターに接続できないときでも、大容量モバイルバッテリーに頼ることはできる。
筆者のお気に入りは「Anker 737」だ。
この2万4000mAhのモバイルバッテリーは140Wもの出力が可能で、3つのポートを備えており、「AirPods Pro」から「MacBook Pro」まで、筆者の身の回りにあるものなら何でも充電できる。日本での価格は税込1万9990円だ。