日本テレビ、グループ24社のセキュリティレベルを評価–各社の対策意識も向上
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日本テレビ放送網(日本テレビ)は、企業のセキュリティ対策状況を評価するプラットフォーム「Secure SketCH(セキュアスケッチ)」を導入した。同基盤を開発・提供しているNRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア)が7月25日に発表した。
日本テレビホールディングスは20社以上のグループ会社を有しており、日本テレビはその中核を担っている。サイバー空間における脅威が増える中、同社はグループ全体におけるセキュリティレベルの向上に向けて、ソリューションの導入を検討していた。
グループ各社の企業規模には開きがあり、セキュリティ対策にかけられる人材や費用のコストもさまざまだという。そのため、それぞれの企業にとって最適なセキュリティ対策を検討するべく、まずは各社におけるセキュリティ対策の状況を明らかにする必要があった。
そこで同社は、複数企業の総合的なセキュリティ評価と管理をクラウドで行うSecure SketCHの「GROUPSプラン」を導入した。同プランにより、グループ24社におけるセキュリティの対策状況が得点や偏差値として可視化され、グループ内での相対的な評価も可能となった。
同基盤では、各社のセキュリティ対策状況を確認する設問に対し、回答依頼から収集、分析までをクラウドで完結できるため、導入後はグループ統括部門と各企業双方において作業負担が大幅に軽減したという。
また、Secure SketCHの統一された指標で評価し、グループ24社の比較が可能になった結果、対策の最適化に加え、セキュリティ対策への各社のモチベーションも向上した。グループ各社でノウハウを共有するなど、それぞれの企業が自律的にセキュリティ対策に取り組めるようになり、グループ全体のセキュリティレベルが改善したとしている。