浦和レッズと凸版、メタバースにファン向け空間開設–3Dアバターで選手を再現
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浦和レッドダイヤモンズ(浦和レッズ)と凸版印刷は、浦和レッズのクラブ設立30周年を記念し、「REDS 030th VIRTUAL FAN WORLD by TOPPAN」(以下、ファンワールド)をメタバース上に開設する(図1)。凸版印刷が7月25日に発表した。7月29日から提供し、終了時期は未定。
ファンワールドはクラスターのメタバースプラットフォーム「cluster」で提供され、凸版印刷が空間をプロデュースする。ユーザーは仮想現実(VR)デバイスやスマートフォン、PCから参加でき、利用するデバイスにclusterのアプリをインストール後、アカウントを作成して参加する。
ファンワールドでは、浦和レッズが過去の大会で獲得したトロフィーや歴代ユニフォームなどを3次元(3D)で再現し、参加者はこれらの展示物を間近で見られる。メタバースでの開催により、時間や場所に関係なく浦和レッズの30年にわたる歴史を堪能できるとしている。
参加者には浦和レッズのユニフォームをアバターアイテムとして用意し、それを着てメタバース空間内に入れる(図2)。参加者同士でコミュニケーションを取ることもでき、浦和レッズへの思いを共有できるという。
凸版印刷の「MetaCloneアバター」を活用し、浦和レッズの現役選手も3Dアバターで再現する(図3)。同サービスでは、1枚の選手の写真からリアルなアバターを自動生成し、着用ユニフォームもCGで忠実に再現するという。浦和レッズと凸版印刷は、アバター同士でコミュニケーションを取るイベントなどを予定しており、メタバース空間ならではの体験を提供するとしている。