イトーヨーカ堂、人事データベース構築に「COMPANY」を導入–約80%の申請書類削減に期待
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イトーヨーカ堂は、統合人事システム「COMPANY」の導入を決定した。これにより、人事情報の一元管理と従業員の利便性向上につなげるという。同システムを提供するWorks Human Intelligence(WHI)が7月26日に発表した。
イトーヨーカ堂は、日本国内に総合スーパーを128店舗展開しており、パートやアルバイトを含めた約3万7000人が勤務している。店舗や本社で働く従業員が本来やるべき業務に注力できる環境を作るため、「COMPANY人事」と「COMPANY Web Service」の導入を決めたという。
導入後は、書類や表計算ソフトなどで管理している人事情報をCOMPANY上で一元管理。各店舗の給与計算や独自の福利厚生制度に対応することで、店舗と人事部門双方の業務効率化につなげる。
また、COMPANY Web Serviceでは、従業員が人事部門に提出する各種申請業務をウェブサイト上で行える。従来は申請の際に紙の書類を使っていたが、ウェブサイトでの申請が可能になることで人事申請書類を約80%削減できるとしている。
同システムは、デジタルツールの利用に慣れていない従業員も利用しやすいユーザーインターフェース(UI)となっており、幅広い年齢層の従業員が人事申請業務を円滑に行えるという。また、個人のスマートフォンから住所変更などの手続きが可能になる。
8月には、入社手続き業務をサポートする「COMPANY 雇用手続管理」の導入を予定しており、さらなる業務効率化につなげる構えだ。