「ものづくりのベストパートナー」を目指す–JFEテクノリサーチ・瀬戸社長

今回は「「ものづくりのベストパートナー」を目指す–JFEテクノリサーチ・瀬戸社長」についてご紹介します。

関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 2025年に向けたIT企業のトップメッセージや年頭所感を紹介する。

JFEテクノリサーチ 代表取締役社長 瀬戸一洋氏

 明けましておめでとうございます。新年に当たり、ごあいさつを申し上げます。

 旧年中、当社をご信頼の上、お仕事をお任せくださったお客さま、そして日々努力を重ね責任を全うしてくれた社員の皆さんに、心より御礼申し上げます。当社がこうして新年を迎えられるのも、皆さまのお力添えがあってのことと深く感謝しております。

 2024年を振り返ると、JFEスチール向け事業と外販向け事業のうち、4月より外販分野拡大を最大の課題とし、取り組みを強化してまいりました。重点分野である電池事業やモータ・磁性評価、計測機器販売、カーボンニュートラル対応に引き続き注力しつつ、3Dプリンターやペロブスカイト太陽電池など新たな成長分野の可能性も見極めてまいります。全社一丸となって新しい施策に挑戦し、さらなる成長を目指していく所存です。

 製鉄所の生産・品質を支える工程分析および材料試験分野では、カーボンニュートラル対応プロセスや高級鋼の増産・新ライン対応などスチールの新しいニーズに的確に応えられるよう、技術伝承や多能化の推進、さらに人員増強や教育制度の拡充を進めてまいります。また、知財事業は、研究開発経験者が多く所属する当社の強みであり、さらなる活用と発展を目指します。

 社内では、基幹システムの更新プロジェクトをスタートしました。会議体の見直しや生産性向上施策を継続して無駄を省きつつ、個々人だけでなくチーム全体の成長を最大化する文化の醸成に努めています。

 2024年、当社は発足20周年を迎えました。経営理念である「人と技術を育て、世界トップのソリューションにより社会の成長に貢献する」姿勢に変わりはありません。8次中期計画のスタートとなる2025年においても、引き続き「ものづくりのベストパートナー」を目指し、情報発信を強化しながら、お客さまの課題解決に取り組んでまいります。また、10年後の30周年、さらには100周年を見据えて組織と意識の改革を進め、日々変化するお客さまのニーズに応えてまいります。

 最後になりましたが、日頃から当社をご支援いただいている皆さまに心より御礼申し上げますとともに、新しい年が実り多き一年となることをお祈り申し上げます。

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