NEC、ネットワーク機器の真正性を確保して脅威を可視化する新製品
今回は「NEC、ネットワーク機器の真正性を確保して脅威を可視化する新製品」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
NECは、ネットワーク機器の真正性を確保し脅威を可視化する「NECサプライチェーンセキュリティマネジメント for ネットワーク」を製品化し、販売を開始した。年間の税別価格は70万円から。
同社は、今後5年間で3万台のネットワーク機器に導入することを目指している。なお、同製品のSaaS版を2023年度に発売する予定だ。
ここでの真正性(Authenticity)は、ネットワーク機器などが、メーカーが設計・製造した状態から意図せず改変されていないことを意味する。
この製品は、工場出荷時を起点とした証跡情報による機器の真正性担保に加え、運用時のセキュリティ関連情報を収集し、ライフサイクル全体を通じた安全なネットワークシステムを可能にするという。第一弾は、NECから提供するシスコシステムズ(シスコ)のネットワーク機器を管理対象とし、今後は対象機器を順次拡大する。
NECは2020年からシスコの不正検知技術を活用し、ブロックチェーン技術と組み合わせて、工場出荷時のシスコのネットワーク機器の真正性を確認・監視・管理する取り組みを行ってきた。こうした実績に基づき、同製品は機器に生じるリスクの可視化や一元管理を行い、ライフサイクル全体を通じた安全なネットワークシステムを可能にするという。