東芝デジタルソリューションズ、企業間の情報共有とサプライチェーンの高度化に貢献
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東芝デジタルソリューションズは、戦略調達ソリューション「Meister SRM」の新サービスとなる、サプライチェーン・プラットフォーム「Meister SRM ポータル」の提供を開始した。
同プラットフォームは、ものづくりに関わる企業同士をつなぎ、サプライチェーンを構成する企業の事業活動をサポートするクラウドサービス。サービスに加入する企業同士が、自社の情報を発信・共有し、自律的につながることで、サプライチェーンのネットワークが可視化され、サプライチェーンリスクの把握や取引企業のネットワーク拡大を促進する。
また、パートナーと協力し、温室効果ガス(GHG)排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard」との連携による二酸化炭素(CO2)排出量の可視化や、ものづくりビジネスマッチングサービスLinkersとの連携による新しいビジネスパートナーの探索サービスなどを提供する。さらに気象庁や災害リソースサイトと連携した災害通知や自動影響調査サービスなどの拡張を予定している。
Meister SRMは、主に製造業の調達・購買部門向けに国内外で約300サイト以上の導入実績を持ち、東芝グループ各社にも採用されている。サプライヤーとの接点プロセスをカバーするコミュニケーション基盤として、調達部材のコスト構造の把握によるコスト低減や、BCP(事業継続計画)管理による調達リスク低減など、戦略的な調達業務の実現を支えている。
今後、Meister SRM ポータルのサービス利用を通じて蓄積されたデータを活用し、各種業務効率化へ役立つ分析サービスや、ファイナンスサービスとの連携など、企業向けの新たなサービスを提供していくことを目指すとしている。