矢橋大理石、基幹システムを刷新–経営管理強化と業務標準化目指す
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建築用石材の調達から加工、据付までを提供する矢橋大理石は、SAPの中堅・中小企業向けクラウドERP「SAP Business ByDesign」を採用し、2022年8月から運用している。SAPジャパンが発表した。
システム選定のアドバイスと導入プロジェクトマネジメント支援には、Terry’s&Company(テリーズ)が参画し、システムの導入は日本アタウェイが行った。
矢橋大理石は、1901年創業で国会議事堂、日本銀行本店、迎賓館赤坂離宮など数多くの日本を代表する建築物を手掛けてきた企業。同社ではデジタル技術の活用による今後の事業収益力と生産性の向上が急務の課題となっており、基幹システムの刷新を決断した。
刷新に当たり同社が重視した要素は、迅速で的確な世界レベルの知見が活用できる経営計数管理が可能なことや、予算管理の可視化により、タイムリーな意思決定がスムーズかつ効率的に行えることだった。市況に柔軟に対応し、10年、30年以上続く仕組みを確立できることなども必要な要件として挙げられた。これらの要件を満たすパッケージとしてBusiness ByDesignが適していると判断し、2021年7月から本格的に基幹システムの導入プロジェクトを実施した。
矢橋大理石 常務取締役の矢橋晋太郎氏は「今回のプロジェクトは単なるシステムの刷新にとどまらず、自社で『当たり前』となっている独自ルールを見直して標準化し、より効率的な仕組みを実現する良い機会にもなった。これを機に、さらなる業務の効率化、経営の見える化を推進したい」とコメントしている。