大日本印刷、経費精算DXの支援に「テックタッチ」採用–約3カ月で導入完了
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大日本印刷(DNP)は、経費精算システム向けのガイドナビゲーションツールとしてSaaS型の「テックタッチ」を導入した。同ツールを開発・提供するテックタッチが発表した。
テックタッチは、ノーコードで活用できるガイドナビゲーションツールで、ウェブ上のあらゆるシステムに入力ガイドを設置できる。正しくゴールまでナビゲーションすることで、対クライアントサポートや、社内の問い合わせ対応といった工数負担を軽減する。システムへの入力操作が分からないことで発生するミス、各種問い合わせ対応やダブルチェックなどの業務を削減できるため、システム教育の新しい形として注目されているという。
2022年度の導入当初は、DNPグループの約12,000人が同サービスを利用し、2027年度には約2万人に利用を拡大する予定だ。DNPによると、テックタッチが経費精算システムに豊富な知見を有し、他社事例を踏まえ、問い合わせや差戻しが多い項目を表示するなどの効果的なテンプレートがそろっていたこともあり、3カ月で導入することができたという。
DNPでは、「経費精算DX」を目指してSaaSを導入していたが、「従業員からの問い合わせや従業員への差戻しが多い」「マニュアルを多数整備する必要がある」「従業員に導入研修を多数実施する必要がある」「ヘルプデスクの人員整備が必要」という課題を抱えていた。
そこで、この経費精算システムについてテックタッチを通じてデータを蓄積し、利用分析を実施。テックタッチは分析したデータを元に継続的なナビゲーションの改善活動をサポートしていくとしている。
今後、DNPは、経費精算以外の業務プロセスSaaSへの追加展開を検討するほか、DNPの顧客企業向けシステムへのテックタッチの実装も検討していく。