NTT ComとJR-Cross、会員基盤と位置情報を活用したセグメントマーケティングで実証実験
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NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とJR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー(JR-Cross)は、販売促進活動の高度化に向けて、会員基盤と位置情報を活用したリアルタイムなセグメントマーケティングの実証実験を開始する。商業施設「エキュート上野」 「エキュート大宮・大宮 ノース」を対象に、3月1日まで実施する予定。
実証実験では、NTTドコモ(ドコモ)の基地局などから取得する位置情報を活用し、同社が保有する「dポイントクラブ」の会員約8700万人のうち、スマートフォン向けメール型広告配信サービス「メッセージS」を許諾する約3300万人に対し、顧客属性に応じた情報を配信する。
メッセージSは、日時、地域、属性、興味・関心などのユーザー属性に基づくターゲティングが可能なスマートフォン向けメール型広告配信サービス。
リアルタイム配信は、ドコモの基地局情報などを基にした位置情報とdポイントクラブ会員基盤を活用し、2駅合わせて1日当たり約32万人が利用するJR上野駅・JR大宮駅および駅周辺にいるユーザーが対象となる。
なおユーザーのターゲティングにはドコモの基地局やWi-Fiの通信情報を基に、指定した位置から半径75メートルのエリア内にいる顧客を推定することができる「docomo Ad network」の位置機能を活用する。
メッセージSを許諾する約3300万人に対し、年代や居住地などのユーザー属性に基づいてターゲティングを行った上で位置情報と連携させ、メッセージSを利用したサービスやキャンペーン、イベント情報などを配信する。
さらにジオターゲティングを活用し、周辺のイベント施設や観光施設などへの来訪者に対してエキュートで開催中のキャンペーンや期間限定イベント、エリア限定商品なども紹介する。