NECファシリティーズ、全体最適の観点で環境負荷低減を支援する新ソリューション
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NECファシリティーズは、主に半導体/電子部品工場へ提供していた全体最適の観点で環境負荷低減の立案を支援するソリューションを、医薬品、食品、化学薬品を取り扱う工場に向けて提供開始した。環境負荷とリスクの低減に向けた改修工事、メンテナンス工事、工場建設、施設管理で2025年までに20億円の受注・売り上げを目指す。
提供範囲の拡大に伴い同社では、顧客ニーズに応じて環境、建設、施設管理という3つの領域において専門の技術者がチームで対応する。これらの領域を網羅する診断メニューも体系化。これにより、ユーザーは自身でメニューを選択して利用でき、工場全体の診断依頼も可能となった。
NECファシリティーズは50年以上にわたって、多様な薬品を扱う半導体/電子部品工場を対象に、工場の建設や環境/施設管理の事業を展開している。こうした実績に基づき、工場の各設備の関係性を理解し、部分最適ではなく全体最適の視点でさまざまな問題に対応することが可能だという。
専門技術者がチームで対応することで、それぞれの事業領域で知見がある人材の視点を生かし、スピーディーかつ全体最適な提案が可能になるとしている。
診断メニューは、耐震、劣化、設備適正、省エネ、性能に加え、薬品使用量や産業廃棄物の削減、顧客の設備管理スキルチェックなど合計9種類。工場内を歩き、気になった設備のみを抜き取りで簡易的に診断する無償のウォークスルー診断のほか、対象となる設備の丁寧な診断と課題抽出を行うものがあり、こちらの税別費用は30万円から。解決策の提案から施工まで行う場合は、個別見積もりだという。