デル、「PowerSwitch Z9664F-ON」「PowerSwitch E3200-ON Series」を国内提供
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Dell Technologiesの日本法人デル・テクノロジーズは1月20日、同社ネットワークスイッチ製品「Dell PowerSwitch Z9664F-ON」「Dell PowerSwitch E3200-ON Series」の国内提供を発表した。
データセンター向けのPowerSwitch Z9664F-ONは、最大スイッチング容量が51.2Tbps(フルデュープレックス)、転送容量が最大10.2Bpps。高密度100/400GbEポートを提供する。同製品は、要求の厳しいコンピューティングおよびストレージトラフィック環境を持つWeb 2.0やエッジアプリケーションを扱う大企業、中規模市場、およびクラウドサービスプロバイダーにおいて、高い費用対効果を実現するという。
現在、データセンターの大規模化・高性能化のニーズが増加しており、PowerSwitch Z9664F-ONはそれに対応するものと、ネットワーク事業部 APJ CoC(センター オブ コンピテンス)ネットワーキング マーケティングマネージャーの岩辺憲昭氏は説明する。
ビッグデータを扱う大学や大手金融機関でのスーパーコンピューター用途に加えて、処理能力の高いGPUサーバーが必要となる人工知能(AI)や機械学習を使用したas a Service提供企業が増加しているという。そのため、ネットワークスイッチに対し、より高い伝送容量と多数の接続を可能にする拡張性が求められていると岩辺氏。
PowerSwitch Z9664F-ONは、「最大スイッチング容量、ネットワークポート数は当社比で2倍」と岩辺氏は述べ、オープンソースネットワークOS「SONiC」と組み合わせることで、「より効率的、リーズナブルに大規模化・高性能化したデータセンターに対応できるようになった」とアピールした。
エッジ向けのPowerSwitch E3200-ON Seriesは、電力効率が高く、汎用(はんよう)性のある1GbEおよび1/2.5/5/10GbE マルチギガビットの高度なレイヤー3ディストリビューションのためのスイッチングソリューション。イーサネットから給電できる「PoE」に対応し、「SONiCによるエンタープライズ品質かつオープンソースネットワークの利点を活かし、柔軟なアプリケーションで対応することが可能」(岩辺氏)。
今回、同シリーズとしては「Dell PowerSwitch E3248PXE-ON」と「Dell PowerSwitch E3248P-ON」がリリース。両製品は、ダウンリンク・アップリンク帯域幅のバリエーションとPoE給電能力の違いがある。