マイクロソフト、「Windows 11 21H2」に「22H2」への自動更新を開始
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Microsoftは米国時間1月27日、「Windows 11 21H2」を搭載しているデバイスに対する「Windows 11 22H2」への自動更新を開始すると発表した。21H2を最も早い段階で利用開始したPCから実施するという。21H2のサポート期限は10月10日だ。
同社は、Windows 11 21H2の「Home」エディションと「Pro」エディションを搭載しているコンシューマー向けPCおよび、法人向けの非マネージドPCに対する自動更新を徐々に実施していくとしている。こうしたアプローチは「Windows 10」以来の慣行だが、今回は通常よりも早い段階からの実施であり、Windows 11の最小システム要件を満たすデバイスが「幅広く利用できるようになった」ことを受けたものだ。
同社はWindowsリリースの正常性を伝えるページに「Windows 11 22H2は、更新プログラムを確認する対象となるデバイスを持つすべてのユーザーが幅広く利用できるようになりました。2023年1月以降、Windows 11を実行しているHome and Proコンシューマーデバイスと管理されていないビジネスデバイスは、バージョン21H2がバージョン22H2に自動的に更新されます」と記している。
Windows 11の機能アップデートは年に1回、年の後半にリリースされ、HomeとPro、「Pro for Workstations」「Pro Education」の各エディションでは2年間のサポートが約束されている。その期間が過ぎるとMicrosoftからのアップデートは提供されなくなる。なお、Windows 11の「Enterprise」エディションと「Education」エディションのサポート期間は36カ月となっている。
同社は「Windows 10以降、Windowsユーザーは自動更新を通じて、サポートされているバージョンのWindowsを最新の状態に保ち、セキュリティで保護しています。保護と生産性を維持するために、この同じアプローチをWindows 11に利用しています」と述べている。
Microsoftが2021年10月4日にリリースしたWindows 11 21H2は10月10日にサポート終了を迎えるため、同社はコンシューマーに対して9カ月かけて最新バージョンへの更新を促していくことになる。Windows 10 20H2から21H2への移行の際には、20H2のサポートが終了する4カ月前から自動更新が開始されていた。
同社は「バージョン 22H2 Windows 11の自動更新は、バージョン 21H2を最も長い期間使用しているデバイスから徐々に開始されます」と記している。
さらに「顧客からのフィードバックと分析は、Windows 11バージョン22H2での肯定的なエクスペリエンスを示しています」としている。