トリドールHD、丸亀製麺で富士通「AI需要予測サービス」採用
今回は「トリドールHD、丸亀製麺で富士通「AI需要予測サービス」採用」についてご紹介します。
関連ワード (クラウド等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
トリドールホールディングス(トリドールHD)は、富士通が開発した「AI需要予測サービス」を、讃岐うどん専門店「丸亀製麺」の国内全823店舗で採用した。
AI需要予測サービスは、富士通のAI需要予測ソリューション「Fujitsu Business Application Operational Data Management & Analytics 需要予測 SaaS」(「ODMA需要予測」)をベースに構築している。ODMA需要予測はPOS販売実績、営業カレンダー、販促キャンペーンなどの企業が保有する各種データや気象情報などのデータを学習し、今後の来店客数や販売数を高精度に予測する。
丸亀製麺では、AI需要予測サービスを活用することで、スタッフの適正配置や、従来、スタッフの知見で行っていた発注業務およびうどんの仕込み量の最適化、また店舗の空調などの適正稼働を進める。これにより食品ロス削減、店舗の運営業務効率化や適正なエネルギーマネジメントを実現していく。
ODMA需要予測は複数の予測モデルから単一の予測モデルを選択する場合よりも、周期、外的要因、トレンドなどさまざまな要因で変化する予測対象ごとの特性を的確に捉えた学習が期待でき、安定かつ高精度な需要予測を提供する。
また需要予測をクラウドサービスとして提供する。これにより出力する予測データをクラウド上で稼働する各種SaaSとAPIで容易に連携できるため、受発注業務、生産計画業務、レイバースケジュール策定業務などの計画策定業務で予測データの利活用を促進しやすくなる。