アカマイ、新しいエッジとクラウドのコンピューティングサービスを開始
今回は「アカマイ、新しいエッジとクラウドのコンピューティングサービスを開始」についてご紹介します。
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米Akamai Technologiesは現地時間2月14日、新たなエッジおよびクラウドコンピューティング基盤サービスとなる「Akamai Connected Cloud」の正式提供を発表した。2023年中に日本を含む10カ所にコアサイト、50都市以上に分散型サイトを展開する。
Akamai Connected Cloudは、2022年に買収したIaaSプラットフォームプロバイダーのLinodeのリソースを活用して展開する新たなエッジおよびクラウドのコンピューティングプラットフォームサービスになる。Akamaiの既存インフラに接続されるコアサイトをまず欧米に3カ所展開し、2023年中に東京および大阪を含む世界10カ所に展開するという。
また、ネットワークの過疎地域に基本的なクラウドコンピューティング機能を提供するという分散型サイトも2023年中に世界50都市以上に展開する。ISOやSOC 2および米国の「HIPAA」の各種規制への準拠も近く完了するとしている。
Akamai Connected Cloudでは、エッジコンピューティングにも対応する仮想マシンやコンテナー、Kubernetes、データベースなどのIaaS機能を中心に提供される。コンテンツ配信ネットワークを活用して、クラウドからのエグレス料金(クラウドから外部環境への通信転送料)をハイパースケーラー(世界的な大規模クラウド事業者)などもより安価にするとした。
併せて新しいテクノロジーパートナープログラムの「Akamai Qualified Computing Partner」も発表した。パートナー企業は、Akamai Connected Cloudとの相互運用が可能で、Akamaiの分散型プラットフォームを活用したサービスを展開できると説明している。