世界文化HD、コンテンツビジネス特化型のマーケティング基盤を採用

今回は「世界文化HD、コンテンツビジネス特化型のマーケティング基盤を採用」についてご紹介します。

関連ワード (マーケティング等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 世界文化ホールディングス(HD)は、コンテンツビジネスに特化したマーケティング基盤「Uniikey Experience Cloud」を採用した。コンテンツデータマーケティングが3月2日に発表した。

 世界文化HDとその傘下の世界文化社グループ各社は、「家庭画報」や「Begin」などの雑誌をはじめとする数多くの書籍を出版する出版事業に加え、通販事業、保育関連事業など、メディアの枠を超えた新しいサービスを提供するコンテンツホルダーである。

 今回採用を決めたUniikey Experience Cloudは、「ANALYTICS(分析)」「TREASURE BOX(データ蓄積・解析)」「COMMUNICATION(メール配信・アンケート)」「CONTENT SHELF(コンテンツ管理)」といった機能を備える。エンジニア向けのAPIも用意する。

 ANALYTICSでは、直感的なダッシュボードで自社のファンデータを一目で把握できる。ファンの人数や属性情報のほか、メールの開封・クリック数、アンケートの回答結果などを閲覧可能。ファンの反応を分析し、PDCA(Plan、Do、Check、Action)サイクルを回すことで、より良いファンとのコミュニケーション施策を実現できるとしている。

 TREASURE BOXは、ファンデータやコンテンツデータを安全かつスピーディーに統合、管理するためのデータ蓄積・解析機能。自社データベースで保有しているデータや社内に点在しているスプレッドシートのデータなどもデータコネクション機能を使って容易に統合できる。

 COMMUNICATIONでは、フォーム作成を利用することで、アンケートの配信、懸賞キャンペーン、作品募集、セミナー登録の受付など、幅広い施策を実現する。メール機能では、コーディング不要で表現豊かなHTMLメール原稿を作成できる。ファンの属性情報やアンケートの回答情報などからTREASURE BOXで作成したセグメントに対して配信することも可能。

 CONTENT SHELFは、書籍の書誌データやウェブサイトの記事データ、ECの商品データなど、あらゆるコンテンツデータを一元管理する。格納されたコンテンツは言語解析を基にしたタグ付けを行い、さまざまな活用ができる状態で保管する。蓄積されたコンテンツは、ウェブサイトやアプリなどにAPIを使って配信できる。また、コンテンツとファンのデータを掛け合わせることにより、ウェブサイトやメールの中でファン一人一人の興味に応じたコンテンツを表示、配信することも可能という。

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