ぴあ、ライブ配信サービスサイトの英語化で「WOVN.io」導入
今回は「ぴあ、ライブ配信サービスサイトの英語化で「WOVN.io」導入」についてご紹介します。
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ぴあは、自社で企画・運営するライブ配信サービス「PIA LIVE STREAM」にウェブサイト多言語化ソリューション「WOVN.io」を導入して英語化した。Wovn Technologiesが4月4日に発表した。
PIA LIVE STREAMは、ポップスからクラシック、アニメーション、落語、お笑いまで多岐にわたるジャンルのオンライン公演を配信。サイト上でチケットを購入し、スマートフォンやPCでオンラインライブを視聴することができる。
中でもアニメーションなど一部のジャンルは、国内だけでなく世界中で関心を集めるコンテンツであるため、英語でも情報を発信していた。しかし、日々更新される膨大な量の公演情報を英語化することは時間を要することから、英語での情報公開が日本語に比べて大幅に遅れてしまうこともあったという。
そこで、人的リソースを抑えつつもタイムラグのない英語化を実現するためWOVN.ioを導入。機械翻訳をベースに「用語集」や「ライブエディター」の機能を用いることで、人的リソースをかけることなく、スピーディーかつ誤訳を防ぎながら英語での情報発信を可能にした。
用語集は、固有名詞の対訳を事前に登録できる。アーティスト名や公演名は単なる機械翻訳では誤訳を招いてしまう恐れがあることから、用語集により誤訳を防止する。ライブエディターは、実際のサイト画面を見ながら翻訳を修正することを可能にする。誰でも直感的に操作できるため、各公演の担当者が自分自身で容易に翻訳を編集・修正できる。
WOVN.ioの導入により、これまではリソース不足により対応できていなかったページも含めてサイト全体を網羅的に英語対応できるようになったという。これまで英語での発信の対象としていなかったジャンルや公演にも外国人からの需要があることが分かり、今後のサービス展開のインサイトを得ることができたとぴあは述べる。