逗子駅前広場の交通データを分析・可視化–産官学連携で駅前再整備へ
今回は「逗子駅前広場の交通データを分析・可視化–産官学連携で駅前再整備へ」についてご紹介します。
関連ワード (ビッグデータ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
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セーフィーは、神奈川県逗子市、上野計画事務所、電気通信大学(電通大)と共同で、JR逗子駅東口駅前広場における交通データの分析・可視化基盤を構築した。利用者が安全・快適に過ごせる駅前作りのため、定量的かつ客観的な交通データの取得を目指す。
映像データとAI解析技術を活用することで交通量(自動車・歩行者)と渋滞・滞留などの交通課題を可視化する。期間は4月5日~6月30日。
個人を特定できる映像データは解析の目的以外には利用せず、9月30日の保存期限までに削除する。また、交通量・人流解析に関する統計情報も、事後検証のため一定期間保持した後に削除する予定だ。
セーフィーは、クラウド録画サービスを提供しており、映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や異常検知/予測、映像解析による業務効率化などのさまざまなソリューションとして展開してきた。
同社は2022年7~9月、逗子海水浴場の混雑状況を可視化し、利用者がコロナ禍での密集状態を避けながら安全かつ快適に過ごせるよう、防犯対策と感染防止を目的とした試験的な取り組みを実施している。
今回の取り組みにより、交通量や人流を中心とした駅前の現状把握だけでなく、定量的かつ客観的なデータに基づいた駅前の再整備につなげていく。