Vercel Web Analyticsが正式機能に。Google Analyticsのようなサードパーティのスクリプトやクッキーによるトラッキングが不要
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本記事は、Publickey様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Next.jsの開発元であり、Webアプリケーションのホスティングサービスなどを提供するVercelは、同社のホスティング環境で利用できるアクセス解析機能「Web Aanalytics」を正式版としてリリースすると発表しました。
Web Analytics: Privacy-friendly, first-party traffic insights.
View top pages, referrers, user demographics, and more
Track custom events to measure user actions
Works with any frontend framework or <script>Now generally available on Vercel.https://t.co/Z221n27O8d
— Vercel (@vercel) April 19, 2023
Webアプリケーションを公開した後は、どのくらいのアクセスが発生し、どのようなユーザーが、どんな種類のデバイスから利用しているのか、といった分析を行うことで、改善点などを検討することが一般的です。
このアクセス解析の分野ではGoogle AnalyticsやAdobe Analyticsがよく知られています。今回正式版となったVercel Web Analyticsもこれらの競合となる機能といえるでしょう。
Vercel Web Analyticsの特長は、ホスティング元が提供しているファーストパーティによる解析であること。サードパーティスクリプトの組み込みやクッキーは不要で、Next.jsやReact、SvelteKit、Nuxt、remixなどの主要なフレームワークでは「Analytics」コンポーネントを組み込むことで実現でき、それ以外でもシンプルなスクリプトタグが用意されています。
ただしシンプルな分、解析できる内容も訪問者やページビュー、リファラ、訪問者の国、OSの種類、ブラウザの種類など、それほど多くないようです。