鹿島建設、クラウドERPを部門導入–案件別に工数の予実管理が可能に
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鹿島建設は、建築管理本部西日本プロダクションセンター内のBIM事業を担う部署でクラウド型の基幹業務システム(ERP)「ZAC」を部門導入した。同製品を提供するオロが4月5日に発表した。同製品は、2022年10月に導入され、労務費管理・工数管理システムとして活用されている。
ZACは損益管理、プロジェクト管理、管理会計、内部統制、決算早期化を実現する統合型のERP。プロジェクトや作業工程別の作業時間集計を可能にし、これを基に、労務費および各種費用の配賦ができるため、精度の高い案件別の個別原価計算を実現できる。
今回の導入により、鹿島建設では外注先社員と自社社員それぞれの予定工数を案件ごとに設定し、実績工数と比較することで案件の進ちょくを管理できるようになった。また、労務費を各案件に配賦することで、建築現場ごとの必要費用の把握もできるという。
同社はZACについて、作業工数の予実対比ができることや実績労務費の配賦ができる点、案件ごとに情報がひもづけられる点を評価。また、鹿島建設の関連会社であるグローバルBIMでZACが活用されており、そこでの運用が成功している点も採用のポイントになった。