「Microsoft 365 Copilot」が「OneNote」でも利用可能に

今回は「「Microsoft 365 Copilot」が「OneNote」でも利用可能に」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 Microsoftは同社の「OneNote」アプリケーションに人工知能(AI)機能を搭載し、必要なコンテンツをより容易かつ迅速に作成できるようにする計画だ。OneNote担当製品マネージャーであるGreg Mace氏は米国時間4月5日、同社のAIツールである「Microsoft 365 Copilot」がOneNoteでも利用可能になると同社ブログで明らかにした。

 Copilotは、「Word」や「Excel」「PowerPoint」「Outlook」「Teams」などの「Microsoft 365」アプリへの搭載が既に発表されており、OneNoteへの搭載により、OpenAIの「GPT-4」のような大規模言語モデル(LLM)と、ノートやカレンダー、電子メール、チャット、ドキュメント、ミーティングといったデータの連携が可能になる。Microsoftによると、同機能は次の2つの形態でユーザーを支援していくという。

 まずCopilotは、仕事を進める際の裏方として作業を支援する。次に、Copilotは積極的に支援を求められたときに、ビジネスチャット機能を通じてそのニーズに応える。ユーザーはCopilotとの対話を通じて、自然言語での質問によって特定の情報の生成をリクエストできるようになる。その狙いは、平凡な作業や反復的なコンテンツ作成作業を肩代わりすることで、ユーザーの時間と労力を削減することだ。

 MicrosoftはOneNoteのCopilotに指示できる内容として、以下の例を挙げている。

 Copilotはその応答として、元資料となるノートや電子メールなどのデータを分析し、適切なコンテンツを自動的に生成する。

 Mace氏は同ブログに「OneNoteのCopilotによって、情報の作成や掘り起こし、整理、収集といった作業を自信を持って行えるようになる。Copilotはノートを作成する際のパートナーとして、入力されたプロンプトに従って計画の下書きや、アイデア出し、一覧表の作成、情報の整理といった作業を遂行する。そして、要約やリライト、文書整形、視覚的なコンテキストの追加によって、既存のテキストから新たなコンテンツを作成することもできる。自然言語での指示によって、ノートブックの内容を再構成したり、書式を調整したり、重要項目を強調したりして、デジタルノートブックをレベルアップさせてほしい」と記している。

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