情シスの約23%が直近1年間で転職活動–IIJ調査
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インターネットイニシアティブ(IIJ)は4月20日、企業で働く人に仕事の満足度やキャリアなどをアンケートし、情報システム部門人材の現状などを分析した結果を公開した。情報システム部門人材の約23%が直近1年間で転職活動を行い、業種別ではIT(ソフト・ハード)が約33%に上るなどのことが分かったという。
調査は1月30日~2月16日に、正社員や契約社員、派遣社員へインターネットでアンケートした。1816件の有効回答があった。
まず自身のキャリアの見通しや展望について、「非常に明るい」「明るい」と回答した情報システム部門人材の業種別の状況はコンサルティング(IT以外)、金融・保険、IT(その他)で3割を超えた一方、物流・流通とIT(ソフト・ハード)では1割未満にとどまった。
現在の年収に対する満足度では、「満足」「やや満足」とした割合が高い業種はコンサルティング(IT以外)の62.5%、金融・保険の43.8%、官公庁の40.0%、メディア・エンターテイメントの38.9%、コンサルティング(IT系)の37.5%だった。他方で、IT(ソフト・ハード)やIT(SIer・通信)、IT(その他)などが3割未満だった。
直近1年間で具体的な転職活動をした情報システム部門人材は22.6%。業種別ではIT(ソフト・ハード)の33.3%が最も多く、IT(その他)で30.8%、IT(SIer・通信)で17.9%、コンサルティング(IT系)で12.5%などとなっている。
スキルアップのための月間の自己投資額は、情報システム部門人材では1万円未満が53.0%で最も多く、1万円以上~3万円未満も25.7%だった。また世代別では、20代以下の投資額が高い傾向にあり、20代以下の回答者の半数が3万円以上だった。