Javaベースの「ChatGPT」アプリが登場–旧バージョンのWindowsでも利用可能
今回は「Javaベースの「ChatGPT」アプリが登場–旧バージョンのWindowsでも利用可能」についてご紹介します。
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「ChatGPT」にアクセスする方法は、ウェブサイト経由のほか、サードパーティーのプログラムやモバイルアプリ、さらには「Siri」のショートカットなど複数存在している。さらに今回、「Windows 98」から「Windows 11」まで幅広いバージョンの「Windows」でChatGPTを利用できる「Java」ベースのアプリが登場した。
「JavaGPT」という名前のこのアプリは、シンプルでさっぱりとしたGUIを有しており、質問や要求を投げかけ、その回答を受け取るというやり取りすべてが同一画面上でできるようになっている。
「GitHub」で公開されているJavaGPTは、ウェブサイト版のChatGPTとよく似たかたちで動作する。回答はリアルタイムで生成され、各チャットは自動的に保存されるため、以前のチャットはすべてチェックアウト(取り出し)やロードが可能だ。また、チャットの内容をJSON形式のテキストファイルとして保存し、「メモ帳」などのテキストエディターに読み込ませることもできる。
チャットには自動的に名前が付けられるが、自分で名前を付けることも可能だ。また、ChatGPTなどのサービスですでにチャットをしている場合は、そのプロンプトをエクスポートし、JavaGPTにインポートすることもできる。さらに、通常のビューとHTMLビューを切り替えてチャットのテキストを読みやすくできる。
世の中が、ChatGPTをはじめとする人工知能(AI)チャットボットの話題で持ち切りの中、人々はこの新たなトレンドを活用しようとしている。その一例として、多くの開発者は自らのチャットアプリやチャットサービスにAIを組み込んでいる。ChatGPTの開発元であるOpenAIは、同チャットボットのAI機能にアクセスするための、コピー&ペースト可能な無償のAPIキーを提供することでこの流れを後押ししている。
Windows版のJava実行環境「Java Runtime Environment」(JRE)をインストールしていない場合は、まずそれをダウンロードし、インストールしてほしい。その後、GitHubのJavaGPTリポジトリにアクセスし、JavaGPTの最新版のZIPファイルをダウンロードする。
ChatGPTとやり取りするにはAPIキーが必要だ。取得するには、OpenAIのウェブページにアクセスする。OpenAIのアカウントを持っていない場合はサインアップ、アカウントがあればログインが求められる。ログインしたら、「Create new secret key」(新たな秘密鍵を生成する)ボタンをクリックして、生成されたキーをコピーしておく。
ダウンロードしたJavaGPTのZIPファイルからconfig.propertiesファイルを開き、「apikey=」の後にコピーしたキーを貼り付ける。これで準備は完了だ。JavaGPT.jarをダブルクリックしてコンソールが開いたら、プロンプトを入力しよう。