Appleが改めて懸念、プライバシー侵害が今世紀最大の脅威に
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Apple最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏は、2023年1月28日の「データプライバシーの日」に、コンピューター、プライバシー、データ保護に関する国際会議「CPDP」において、スピーチをライブ配信した。
クーリエ・ジャポンが報じたところによると、Cook氏は、プライバシーの侵害について「今世紀最大の脅威」と話している。Elon Musk氏が「人類の敵」とするAIとの比較でも、Cook氏は「どちらも悪用できるもので、テクノロジーによって影響が拡大する」ものと答えている。
その理由の1つは、プライバシーが失われた場合の人間の行動が、異常になることが予測されるからだという。さまざまな企業が消費者の購買データや検索ワードといった情報を大規模に収集していることが分かると、いずれは、自分の行動を抑制し始めるという。「検索しようと思ったが、見ていることを知られたくないからしない」といった選択をする消費者が増えることをCook氏は懸念しているようだ。
生成AIである「ChatGPT」が広く話題になり、その負の側面としてプライバシー問題が取り沙汰されている中、改めてプライバシーをキーワードにする記事を集めた。