関西電力と米CyrusOne、ハイパースケールデータセンターに1兆円以上を投資
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関西電力は5月22日、米データセンター事業者のCyrusOneと新会社「関西電力サイラスワン」を設立すると発表した。首都圏と関西圏でハイパースケールデータセンター事業を展開し、今後10年間で1兆円以上を投資するという。
新会社には両社が50%ずつ出資する。今後10年程度で総受電容量2900メガワット規模のデータセンター事業を展開する。第1号案件として、既に関西圏に建設地を確保し、早期の工事に着工に向けて準備を進めていくことにしている。
新規事業について関西電力 代表執行役社長の森望氏は、「新会社では、関西電力グループが培ってきたエネルギー事業や不動産事業、情報通信事業などにおける知見やノウハウを最大限活用し、CyrusOneと力を合わせてハイパースケールデータセンター 事業を力強く推進していく」と表明。データセンター事業をエネルギー、送配電、情報通信、生活・ビジネスに並ぶ中核事業に成長させてくとした。
CyrusOne 社長 兼 最高経営責任者(CEO)のEric Schwartz氏は、「相互の接続性が高まっていく世の中でデータセンターはデジタルインフラを支える中軸。電力会社はエネルギー供給の生命線を担っている。この2社の提携により持続可能性といった地球環境問題を解決し、顧客ニーズに合わせた高信頼性およびコスト効率を有した最適なエネルギーソリューションを提供することができる」と述べている。