総合物流輸送のビーイングホールディングス、需要予測AI「UMWELT」を導入

今回は「総合物流輸送のビーイングホールディングス、需要予測AI「UMWELT」を導入」についてご紹介します。

関連ワード (ビッグデータ等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 総合物流輸送企業のビーイングホールディングスは、ノーコードAI予測プラットフォーム「UMWELT」を導入した。同プラットフォームを提供するトライエッティング(TRYETING)が6月2日に発表した。

 UMWELTでは、「Excel」や「Google Spreadsheet」などのCSVデータの結合や変換、取得を自動で処理できる。機械学習や安全在庫計算などのアルゴリズムを搭載しているため、POSデータなどで管理されている売り上げや出荷数などの日付や品番、数量のデータのみで需要予測ができ、解析結果をExcelなどの各種ファイルに統合できる。また、ビジネスインテリジェンス(BI)ツールの「Microsoft Power BI」などと連携することで、計算や分析結果の可視化も容易にできるという。

 今回、同プラットフォームを導入したビーインググループは、混載物流や物流センター、保険、情報システム、車両整備などの事業を展開し、顧客の物流戦略に合わせた効率化・合理化を視野に入れた物流システムの提案や運営を行っている。同社では、倉庫業務のシフトを組む上で、物量予測の精度に一貫性がなく、物流センターの収益に影響が出ていることが課題だったという。

 同社は、同プラットフォームについて、過去3年以上の入出庫データがあれば、AIにより1〜2年先の需要予測ができる点や、日常業務で使用するExcelデータと連携することでCSVをAI化でき、容易に予測業務を自動化できることを評価し、採用に至った。

 また、標準的な安全在庫計算のアルゴリズムが搭載されているため、需要予測と連携して適正在庫で管理できる点も採用の決め手になったという。

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