英会話コーチング「ギャビー」、東大と共同開発のメソッド用いた新サービス–AI発音評価機能を搭載
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ギャビーアカデミーは6月14日、東京大学 大学院総合文化研究科で教授を務める酒井邦嘉氏との共同研究で開発した「脳科学的言語トレーニング法(NLT)」の基本カリキュラムを用いた新サービスの提供を開始した。同サービスは、英会話コーチングプログラム「ギャビー(Gabby)」の基本サービスとして利用できる。
NLTは、「普遍文法」という考え方に基づいて開発され、「文生成力」「即応能力」「音韻能力」に対するトレーニングで構成される。脳の言語野を鍛えることで、思い通りに英語を話し、聞き取れる力の習得を可能にするという。新サービスでは、このメソッドに沿う音声トレーニングドリルが第二言語教育の資格を持つ英語母語話者で構成されたチームで開発され、詳細なレベル分けを持つカリキュラムとして実装されている。
また、新サービスは、英語スピーキング評価AI「CHIVOX」の発音評価機能を導入。CHIVOXを組み込んだスピーキングテストをトレーニングの開始時と開始後3カ月ごとに実施し、瞬発的な文生成力、母音や子音の発音にとどまらない複合的な英語の音韻力を計測する。テストの結果に基づき適切なセルフトレーニング開始レベルを決定する。
受講者がモチベーション高く効果的に自主学習とセルフフィードバックを実現できるよう、ユーザー体験も刷新された。AIスピーキングテストの結果に応じて、一人一人の課題に沿って学習内容をカスタマイズして提案する。また、毎日1回、AIミニテストによる発音評価が受けられるため、受講生自身での振り返りが容易になった。さらに、成⻑を実感できるよう、毎日の自主学習の成果を自動で記録する。
新サービスの動画教材は、色・イメージ・リズム・動作を活用して正しい英語母音と英語独特のストレス・リズム・抑揚を習得するための「Color Vowel」アプローチで開発。AIスピーキングテストの結果に基づき、受講生個人が持つ発音の課題に合わせて組み合わされ、毎日のトレーニングメニューの一部として提案される。
ギャビーアカデミーは、英語を仕事で活用するビジネスパーソンを対象に、実用的な「話す英語」を脳科学的にトレーニングするアプリでの自主学習と、英語教授のための公的資格を持つ英語ネイティブスピーカー講師からのコーチングを組み合わせたギャビーを提供している。