6割以上が「情報システム部門において人材が不足している」–ジョーシス調査
今回は「6割以上が「情報システム部門において人材が不足している」–ジョーシス調査」についてご紹介します。
関連ワード (CIO/経営等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
ジョーシスは、情報システム部門で働く全国1051人を対象に業務内容の調査を実施し、その結果を発表した。同調査によると、「現在の情報システム部門において人員は十分ですか」という質問に対し、65.2%が不足していると回答した。
同調査は5月30日〜6月2日にインターネット調査により実施した。そのほかの結果では、「人員強化にあたり、ノンコア業務については外部にアウトソーシングすることも検討したいですか」と質問したところ、アウトソーシングを「検討したい」という回答は62.9%となり、「自社採用でまかないたい」(37.1%)に比べてはるかに多いことが分かった。
さらに「働き方改革関連法」の適用による残業規制による影響については、「業務の外注・アウトソーシング強化」や「人員増強・採用強化」が多く挙げられた。
また「現在、デバイス管理関連業務を外部にアウトソーシングしていますか」という問いには、「はい」が20.3%、検討中が15.9%だった。関連してウェブサービスやクラウドサービス(SaaS)管理関連業務へのアウトソーシングについては、「はい」は20.9%の回答となった。その背景については、両質問とも、人材不足が約半数で共通1位の結果となっている。
これに対してジョーシスは、「今後は働き方改革法案適用による残業規制への対策として、外注、アウトソーシングを強化することで乗り切る必要性があるほど、情報システム部門の人材不足は深刻化している」と見解を述べた。
なお管理対象のウェブ・クラウドサービス(SaaS)の数については、10個以下が39.0%、36.5%が「把握できていない」だった。