山梨中央銀行、電子請求書発行の導入で帳票関連コストを約80%削減
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山梨中央銀行は、ラクスの電子請求書発行システム「楽楽明細」を導入した。導入から3カ月で帳票発行にかかる紙・印刷・郵便のコストを約80%削減できたという。ラクスが発表した。
楽楽明細は、請求書や納品書などの帳票をウェブ上で発行するクラウドサービス。帳票データをアップロードするだけで、取引先に応じてウェブやメール、郵送、ファクシミリでの自動発行が可能となる。
同行では、導入後に郵便代がほぼゼロとなり、紙や印刷代も削減。ペーパーレス化では、紙の帳票を約80%削減できたという。今後は電子化する帳票の種類を拡大し、年間6000件以上の紙をゼロにすることを目指すという。業務効率化では、印刷・封入・郵送の手作業が不要となり、帳票発行にかかる業務時間を大幅に削減できたという。
同行では、銀行の会員組織「山梨ちゅうぎん経営者クラブ」に関する請求書などの帳票発行が年間6000件以上となっていた。特に、年会費の引き落としに関する「お知らせ」は、印刷・封入・郵送に多くの時間と労力を要していたという。こうした課題を解決するため、同行は経理部門のデジタル化を推進した。その後の郵便料金の値上げや全社的なペーパーレス化目標も背景となり、楽楽明細の導入に至ったという。
同行では、今回の導入で、帳票発行業務が大幅に効率化されたと評価している。特に、途中入会の企業への対応が容易になった点を挙げ、今後はセミナー受講料の請求書など、他の帳票発行にも活用していくという。