ERP市場が着実に成長、AIが導く新たな可能性
今回は「ERP市場が着実に成長、AIが導く新たな可能性」についてご紹介します。
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矢野経済研究所が2023年12月に公表した「2023年ERP(統合基幹業務システム)市場の実態と展望」によると、2022年のERPパッケージライセンス市場は前年比10.9%増の1406億円だった。
具体的な要因として、ビジネス環境の変化と企業収益の好調さが、デジタルトランスフォーメーション(DX)の実践フェーズへの移行を促したこと、企業のIT投資意欲が高まりレガシーシステムの更新やDXを通じた経営基盤への投資が継続されたこと、中堅以下の企業を中心にインボイス制度や電子帳簿保存法の改正への対応需要が急増したこと、大手企業が自社開発からパッケージソリューションへの移行を始め、特に生産管理システムの導入が進んだこと、ERPの複数モジュール採用による大型案件が増加してクラウドERPの利用も拡大していることなどが背景にある。
さらに、AIをERPと組み合わせて活用するなど、新たなトレンドが生まれつつあるようだ。ERPの最新動向を伝える記事を集めた。