LinkedIn、生成AIによる投稿作成支援機能のテストを開始へ

今回は「LinkedIn、生成AIによる投稿作成支援機能のテストを開始へ」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 LinkedInは既に、文章作成能力を持つ生成型の人工知能(AI)を活用した広告作成支援機能を同社プラットフォーム上で提供している。そして同社は今回、こうした機能の適用範囲を拡大し、全てのユーザーがAIの作成した文章を投稿として利用できるようにしようとしている。

 世の中のプロフェッショナルたちにとって、「LinkedIn」への投稿は最新の経歴をネットワーク上で共有するための優れた手段となっている。多くの場合、こうした投稿には自らの転職や昇進や、マイルストーンとなる出来事、成果など、キャリアの発展を加速させる上で役立つ内容が記述される。

 LinkedInに投稿する内容を注意深く推敲し、記述していくのは少しばかり骨の折れる作業かもしれない。同社の製品担当ディレクターであるKeren Baruch氏によると、今回の新機能はそういった作業を支援するものだという。同氏はこの機能を発表したLinkedInへの投稿で次のように記している。

 「LinkedInに投稿する際、自分の言いたいことはおおむね分かっているものの、素晴らしいアイデアを完璧な投稿にするのは大変で、時間がかかる場合もあるということをわれわれも耳にしている。このためわれわれは、LinkedInのシェアボックス内で生成型AIを直接使用できるようにするためのテストを開始する」

 この機能を使うには、投稿で伝えたい内容の要点を30ワード以上で記述する必要がある。するとAIはその内容に基づいた草稿を提示してくれるため、ユーザーはそれを確認/編集して投稿できる。

 同氏の投稿には、この機能の使用例を示すGIFアニメーションが添付されており、それを見れば、いかに簡単にアイデアを、よく作り込まれたLinkedIn投稿にできるのかが分かる。

 同氏の投稿によると、この機能は現在、全てのユーザーに向けた提供を開始する前のテスト段階にあるという。つまり一部のユーザーがまもなくこの機能を使い始めるということを意味しているようだ。

 このような機能の提供に反対する意見もある。これによってLinkedInへの投稿の真正性がないがしろにされるという主張もあるためだ。また、LinkedInプラットフォーム上で人間同士が対話するのではなく、チャットボット同士が対話するようになるという主張もある。

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