ウィズセキュア、持続可能性への取り組みで「W/Sustainability」プログラム導入

今回は「ウィズセキュア、持続可能性への取り組みで「W/Sustainability」プログラム導入」についてご紹介します。

関連ワード (CIO/経営、テクノロジーとサステナブルな未来等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 サイバーセキュリティテクノロジーのプロバイダーであるWithSecureは、サステナビリティー(持続可能性)への取り組みとして「W/Sustainability」プログラムを導入し、倫理、公平性、環境面において責任ある地球市民として活動することを発表した。

 W/Sustainabilityは、WithSecureの戦略および業務にサステナビリティーと透明性を組み込む制度。同社の経営陣と社員、顧客、投資家といった多岐にわたるステークホルダーを対象に、サステナビリティーの重要性を理解するために実施された調査と面談に基づいて構築された。

 W/Sustainabilityは、(1)より安全かつ環境に優しいデジタル社会、(2)真に公平な職場、(3)責任ある企業経営ーーという3つのテーマに分類される。

 (1)は、WithSecureのソリューションにより消費されるエネルギーを最小限に抑制しつつ、顧客のビジネスにおけるセキュリティのアウトカム(成果)を最大化し、サイバーセキュリティの知識を必要とする人々と共有する。

 (2)は、WithSecureの全社員が、各々の業務において最大限の能力を発揮でき、学ぶことができ、成長することができる機会を享受できると感じられるようにする。(3)は、WithSecureが責任を持ってパートナーを選択し、環境におけるフットプリントを可能な限り最小限に抑制するよう努力するため、最高レベルの倫理基準を設定・維持する。

 W/Sustainabilityにおける具体的な取り組みとしては、WithSecureの社員が、非営利団体(NPO)やセキュリティに対して脆弱(ぜいじゃく)なコミュニティーを支援する非政府組織(NGO)に対し、無償でセキュリティサービスを提供できるパートナーシップの推進が含まれる。また、ソフトウェアのエネルギー消費量を測定・削減することを目的とした社内の「グリーンコーディング」プログラムを策定する。

 さらに、同社は、ヨットマンであるTapio Lehtinen氏のチームとパートナーシップを締結し、サステナブルかつカーボンニュートラルなソリューションの促進のため、同チームのヨット「Galiana WithSecure号」のスポンサーを務めている。

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