Sansan、「Bill One」に請求書テンプレートカスタマイズ機能–インボイス制度対応を容易に
今回は「Sansan、「Bill One」に請求書テンプレートカスタマイズ機能–インボイス制度対応を容易に」についてご紹介します。
関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。
本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。
Sansanは8月22日、インボイス管理サービス「Bill One」に「請求書テンプレートカスタマイズ機能」を追加し、請求書のテンプレートを簡単に作成できるようにした。
2023年10月のインボイス制度開始後、課税事業者は適格請求書を発行する必要がある。適格請求書では、登録番号とともにインボイス制度の要件に沿った税率や税額の記載が必要で、企業は発行する請求書のフォーマット修正が求められる。
しかし、請求書のフォーマットは、利用する請求書発行システムに依存することが多く、フォーマットの変更には大規模な改修作業が必要になり、フォーマット変更の完了までに数カ月間を要する場合もある。当初想定していなかった追加費用・工数の発生やインボイス制度開始に間に合わない可能性も懸念されるという。
請求書テンプレートカスタマイズ機能は、Bill One上で、請求書に表示する項目を自由にカスタマイズしたテンプレートの作成を可能にする。インボイス制度で求められる登録番号の追加や消費税の表示項目の変更ができるので、大規模なシステム改修をせずに適格請求書の発行が可能になる。さらに、請求書テンプレートは、記載したい項目をBill One上で選択するだけで簡単に作成・編集できるので、システムに不慣れな担当者でも工数をかけずに作業を完了できる。
同機能は、Bill Oneの「請求書発行機能」を契約中のユーザーであれば追加費用なしで利用きる。