神戸市、スマホアプリ活用して街の移動と消費を促す実証実験
今回は「神戸市、スマホアプリ活用して街の移動と消費を促す実証実験」についてご紹介します。
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デンソーテンは、KOBEスマートシティ推進コンソーシアムの「賑わい創出プロジェクト」の一環として、安心快適な移動の価値を創造し消費行動の活性化を促す回遊性向上サービス「Be Kobe Fun!」の実証実験を開始した。
神戸市中央区の三宮、元町、神戸駅前・ハーバーランド、ウォーターフロント、北野を含む市街エリアで12月25日まで行う予定。
同実証には一般の神戸市来街者であれば誰でも参加できる。スマートフォン専用アプリ(無料)をダウンロードした参加者は、街を回遊することで付与されるポイントを提携する店舗や施設で利用できるクーポンに交換できる。
またアプリユーザーの好みに合わせて、各市街エリアの魅力を訴求した情報が配信され、さらに配信したエリアで利用できるクーポンが発行される。これにより移動する付加価値を高め、人の流れを促す。
今回の実証実験は、2022年12月に三宮、ウォーターフロントで行った実証実験の結果を踏まえ、サービスエリアを拡大している。また、地域情報サイトと連携した「お出かけニュース」や、SNSで注目を集めるような「おすすめスポット」に関する情報配信も行い、移動を促すコンテンツの充実を図っている。
さらに、店舗施設向けにはウェブブラウザーで来街者の回遊状況をリアルタイムに閲覧できるダッシュボード機能を新たに導入している。これにより、店舗や商店街、施設の担当者がダッシュボードを確認しながら、来店率が低い時期や時間帯に合わせてタイムリーにクーポンを発行するなど、効率的な集客につながる施策を実施できる。