GitLab、「GitLab 16.5」をリリース–コンプライアンス標準準拠レポートなどを追加

今回は「GitLab、「GitLab 16.5」をリリース–コンプライアンス標準準拠レポートなどを追加」についてご紹介します。

関連ワード (ソフトウェア等) についても参考にしながら、ぜひ本記事について議論していってくださいね。

本記事は、ZDNet Japan様で掲載されている内容を参考にしておりますので、より詳しく内容を知りたい方は、ページ下の元記事リンクより参照ください。


 GitLabは、「GitLab 16.5」のリリースを発表した。

 GitLab 16.5では、コンプライアンス標準準拠レポート、マージリクエストのターゲットブランチ設定ルール、イシュースレッドの解決、Fast-forwardマージトレインへのセミリニアのコミット履歴線形履歴による早送りマージのトレインをはじめとする機能が追加された。

 コンプライアンス標準準拠レポートはGitLabにおけるベストプラクティス標準が含まれており、グループ内のプロジェクトが標準に含まれるチェック要件を満たしていない場合に、それを特定し、表示する。コンプライアンスセンターに同レポート用のタブが新しく追加された。初期状態で表示される準拠性チェック項目は、「マージリクエストには少なくとも2人の承認者が必要」「マージリクエストの作成者によるマージを禁止」「マージリクエストのコミッターによるマージの禁止」の3種類となっている。

 レポートには、各チェックのステータス詳細がプロジェクトごとに記載され、チェックの最終実行日、チェックが適用された基準、特定された問題点の修正方法なども示される。

 開発作業において、マージリクエストのターゲットをdevelopやqaにすることが望ましい場合、ターゲットブランチルールにより、マージリクエストがプロジェクトと開発ワークフローに適切なブランチを対象とするよう確認できるようになった。

 マージリクエストを作成すると、ターゲットブランチルールによってブランチ名がチェックされ、ブランチ名がルールと一致していた場合は、ルールで指定されたブランチが自動的にターゲットとして選択される。ブランチ名がルールに一致していない場合、マージリクエストはプロジェクトのデフォルトブランチをターゲットとする。

 さらに今回のリリースで、ユーザーはディスカッションのトピックを終了する際に、イシューのスレッドを解決できるようになった。これにより多くのスレッドを伴う長期間にわたるイシューが、読みにやすく、追跡しやすくなった。

 加えて、ユーザーがセミリニアのコミット履歴を維持したい場合に、セミリニアFast-fowardマージトレインを使用できるようになった。同社では、今後もあらゆるマージメソッドのサポートを充実させる方針だ。

 GitLab 16.5では、これらの機能も含め、25個以上の機能が追加されている。

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